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【失敗しない!トイレ選びのヒント⑥】

~ タンクレス vs タンクあり!10年後まで考えた失敗しない選び方 ~

こんにちは。
LIXILリフォームショップ 阿部建設 上越の田原です。

10月に入り、上越でも秋晴れの気持ち良い日が増えてきましたね。
朝晩はひんやりと冷え込む日も出てきましたので、体調を崩されないよう気を付けてお過ごしください。

さて、全7回でお届けしている【失敗しない!トイレ選びのヒント】。

今回は、「トイレはタンクレスとタンクあり、どっちにするべき?」というテーマでお届けします。

「せっかく新しくするなら、ホテルのようにおしゃれなタンクレスにしたい!」
「でも、故障したときに高くつかないか心配…」
「昔ながらのタンクありのほうが壊れにくくて安心?」

このように、デザイン・費用・毎日の使いやすさ・将来の修理まで考えると、どちらを選べばいいか迷ってしまいますよね。

今回は、それぞれの仕組みの違いから、10年後・15年後を見据えた比較ポイントまで徹底解説していきます!

トイレの種類は大きく分けて3タイプ

「タンクレス」と「タンクあり」で比較されることが多いですが、実は現在の住宅用トイレは大きく3つのタイプに分けられます。
まずはそれぞれの特徴をおさらいしてみましょう。

1. タンクレストイレ

タンクレストイレ(サティスG・サティスS)
水を溜めるタンクがなく、水道から直接給水して一気に流すタイプです。
高さも奥行きもコンパクトなのでトイレ空間を広く・スタイリッシュに見せられるのが最大の魅力です。

2. タンク一体型トイレ

タンク一体型トイレ(プレアスLS・アメージュシャワートイレ)
便器とタンク、シャワートイレ機能がひとつのデザインとして繋がっているタイプです。
組み合わせ便器に比べて隙間や凹凸が少なくすっきりとお手入れしやすいのが特徴です。ローシルエットタイプ(プレアスLSなど)を選べばタンクレス風に見せることもでき、建物の水圧に左右されずに設置できるバランスの良さがあります。

3. 組み合わせ便器(伝統的なタンクあり)

組み合わせ便器(アメージュ便器)
便器・タンク・シャワートイレ(温水洗浄便座)が独立したパーツとして組み合わさっている従来のタイプです。
商品価格を抑えやすく、将来的に便座部分だけを取り替えられるのが大きな強みです。

後悔しないために!失敗しない4つの比較ポイント

見た目の好みだけで決めてしまうと、実際に暮らし始めてから「こんなはずじゃなかった…」ということになりかねません。
選ぶ際に必ず確認しておきたい4つのポイントをご紹介します。

① 10年・15年後の「故障・便座交換コスト」

リフォーム時に一番見落としがちなのが、10年後・15年後に故障したときの対応です。

タンクレストイレや一体型トイレは、シャワートイレの機能部と本体が一体化しています。
そのため、ノズルや暖房機能が故障した際、メーカーの修理部品保有期間(製造終了から一定期間)を過ぎていると修理ができず、便座部分だけでなく「トイレ本体ごと交換」が必要になるケースがあります。

一方、組み合わせ便器(独立したタンクあり)なら、万が一便座が壊れても、便座部分(シャワートイレ)だけを新しいものに付け替えることが可能です。
「長年安心して使いたい」「将来の修理費用をできるだけ抑えたい」という方には大きな安心材料になります。

② 手洗い器の設置と「トータル工事費用」

トイレ手洗器
タンクありトイレは、タンク上部に手洗い器がついているタイプを選べます。
別で手洗い場を作る必要がないため、費用もスペースも節約できます。

一方、タンクレストイレには構造上手洗い器を付けられません。
トイレ室内に手洗い場がほしい場合は、別途手洗いカウンター等を新設する工事や給排水工事が必要になります。

「トイレ本体価格だけでなく、別設の手洗い器も含めたトータルの予算」で比較することが大切です。

③ 日々のお掃除にかける時間と負担

トイレ掃除のイメージ
毎日の家事で負担になりがちなトイレ掃除。

タンクありトイレは、タンク周りや背面、便器との隙間などホコリや汚れが溜まりやすいデッドスペースが多く存在します。

タンクレスなら凸凹が少なく、便座が持ち上がって隙間が拭ける機能(お掃除リフトアップ)などもあるのでお手入れがサッと完了します。

「とにかく掃除の手間を減らして綺麗を保ちたい!」という方には、タンクレストイレが強い味方になります。

④ 停電・断水時や水圧の安心感

災害への備えとしても仕組みを知っておくと安心です。

タンクありトイレは、常にタンク内に1回分の水が蓄えられているため、突然の停電や断水が起きてもタンクの残水を使ってレバー操作で流すことができます。

タンクレストイレは電気制御が多いため「停電時は大丈夫?」と心配される声も多いですが、手動レバーの操作やバケツ給水によって問題なく流すことができます。

ただし、非常時の操作の手軽さや心理的な安心感としては、タンクありに利点があります。

どちらを選ぶ?あなたにぴったりなトイレ診断

それぞれの特徴を踏まえて、どちらが向いているかをまとめました。
ご自身の優先順位と照らし合わせてみてくださいね。

タンクレスが向いている方

・トイレ空間をすっきり広く見せたい、内装やインテリアにこだわりたい
・毎日の拭き掃除をとにかくラクに短時間で済ませたい
・別途手洗い器の設置も含めて、ご予算にゆとりがある
・将来の買い替えリスクを理解したうえで、最新機能や快適性を優先したい

タンクありが向いている方

・リフォーム全体の費用や本体価格をできるだけ抑えたい
・将来故障したときに、便座(シャワートイレ)だけを単体で交換できる安心感がほしい
・2階への設置や水圧、停電時の使いやすさを最優先したい
・デザイン性よりも実用性と長く使える耐久性を大事にしたい

ご自宅の状況に合わせて最適なご提案をいたします。

タンクレスとタンクあり、どちらかが絶対に正しいというわけではありません。
大切なのは「ご家族が日々暮らすうえで何を一番優先したいか」を見極めることです。

デザインやお掃除のラクさを取るか、将来のメンテナンス性やお手頃感を取るか、ぜひご家族で話し合ってみてくださいね。

「うちのトイレの広さや水圧でタンクレスは付けられる?」
「手洗い器を別で作ると、具体的にどんな納まりになる?」
といったご疑問がございましたら、お気軽にご相談・お問い合わせください!

さて、全7回でお届けしてきた【失敗しない!トイレ選びのヒント】も、次回がいよいよ最終回となります。
最後の第7回も、皆さまのトイレ選びに役立つ総まとめをお届けしますので、どうぞお楽しみに!

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